どーも僕です。
さりげなくHP作って、ブログもお引越ししました(笑)
記事に関しては以前レビューしたものだけこちらに移動します。
今後は当サイトにて更新していきますので、よろしくお願いいたします。
では、始めていきましょう。
紹介するのはタイトル通りです。
とは言っても結構色んな方が書いてくれてるので、特に何ができるよ!とかって話は省きます(笑)
使ってみた感想とかそんな感じですかね?
さっそくいってみよー!
OX amp top boxとは
言わずとしれたUniversalAudioが繰り出すテンション上がる系の音を出してくれるキャビネットシミュレーターにございます。
それだけじゃなくて、アッテネーターもついてる神アイテムなんです。

ちなみに思ったよりでかくて重いです(笑)
箱もおっきいので置く場所困る…


大体100wクラスのアンプ半分くらいのサイズですかね…

いずれこれ用にラック用意しなきゃかな…
とりあえず鳴らしてみました。
実際使ってみて
今回使用したアンプは上の写真にでかでかと写ってるENGLのsavage120になります。
ご家庭で鳴らした日には強制退去まっしぐらな凶悪アンプですねw
ですが、そこは心配ご無用。
作り込んだ迫力のある音をOX側で変化なく音量調節が出来ちゃうんですよ!
つまり、OXの許容範囲150wまではフルパワーで遊べます(笑)
実際音を鳴らしてみたんですが…
思わずニヤけましたw
ヘッドフォン越しでもLINE入力との圧倒的な違いを感じて、単純に凄いなぁと。
OXはデフォルトで6種類のrigが入っていて、それぞれマイキングやエフェクト等セッティングされたものが入っています。
あまりいじらなくてもこれでだいぶ楽しいです(笑)
元々僕はBIAS HEADを利用していて、そちらにもキャビネットシミュレーターは搭載されていたのですが、なんか弾いててワクワクしないなぁという印象でした。
多分他のアンプシミュレーターでも同様だと思います。作り込んだKemperとかは別なんだろうか…
しかしOXはキャビネットシミュレーターに特化したモデルなので、再現度が全然違います。
びっくりですよほんと!
あと、単純に実機アンプ使うわけなので、アンプの特性がもろに出せます。ENGLなんて特に少ないですしね。嬉しいです。
マイキングやエフェクトなんかはPCやipadアプリなんかで色々調整が出来るので、セッティングも楽々な感じです。
宅録環境の劇的強化に繋がること間違いなしですね!
現状アンプシミュレーターに不満を感じてる方はKemperやHELIXに行く前に検討の余地ありですよ!
ちなみに、同じキャビネットシミュレーターとしてハイエンドモデルを出しているTwo NotesのTORPEDO LiveやStudioもありますが、決定的な違いはモデリングかIRかってとこでしょうか?
どちらが良いって話ではないので、こちらは好みで選んでもらっていいと思います。
僕は単純に操作部分でOXを選びましたし。
実験
さて、気持のいい音を出してくれるこのOXですがちょっと気になる事がありました。
それは…
アンプシミュレーターのキャビネットが微妙ならそこだけOXにしたら良くね?ってことです。
元々BIAS HEADはキャビネットシミュレーターをOFFにする事が出来るので「いけるやん!!」
と思って仕様書を見ました。

取説より一部抜粋
“ソリッドステートは非推奨”
…なん…だとっ…
絶望しました。
そうです。こやつは真空管しか受付けて無かったのです。
くそっ、これじゃJC持ってるやつもハブじゃないか!!
悲しみを隠せなかった僕ですが、OXを利用している方から技アンプが使えたと言う情報を頂きまして、つまりソリッドステートでも150w内ならいけんのか??と言う事がわかりました。
※正規の使い方では無いため、利用は自己責任で
ただ、そこがわかったのは良かったのですが、BIAS HEADのパワーアンプ出力はどんなに絞っても300wだったのです…
だめですね。さすがに冒険する気にならなかったです。
………こんな事でわたしめげない。
なんとかしてBIAS使ってやる。じゃなきゃいらない子になっちゃう。
そこで色々考え調べた結果、アンプのリターン使えばなんとかなるんじゃないかと見出しました。
以前からアンプシミュレーターはリターンで繋いだほうがヘッドのプリ部分をスルー出来るから味付けなく音を鳴らせると言われていたので、もはやBIASも同じだろと思いBIASのLINEアウトからENGLのリターン経由してOXに繋ぐという誰もやらんであろう暴挙に出ました。
結果は…
鳴らせましたw(当たり前)
うぉぉぉっ
これでこいつの出番まだまだあるやんけ!って思って暫く触ってて思ったんですけど。
別にここまでやらんくてもENGLでいいじゃん。てなりました。ちーん
そもそもハイパワークラスのアンプはチャンネル数も多いし音のレンジもとてつもなく広いので、単純にある程度の音は作れちゃうんですよね。
もちろんOrange系とかの音の方向性が違うようなものは再現出来ませんが、モダンハイゲイン系サウンドなんて得意分野ですからシミュレートするだけ無駄だし、クリーンに関しても丸みはないもののキラキラした音ならドンピシャにハマっちゃうしでBIAS HEADの使い道をやや見失っちゃったんですよね。
今後特定のサウンドが必要にならない限りこいつの出番無いんじゃないかと震えています(笑)
僕がHughes & Kettner辺りを使ってたら間違いなく用済みだったと思います(笑)
何かあった時用の臨時アイテムになりそうですねこの子は。
まとめ
- シンプルな操作性でその上非常に高音質
- アッテネーターも搭載しているため、自宅でも高出力アンプを手軽に鳴らせる。
- iPadとの連携により、PC画面を圧迫しない配慮
- アンプシミュレーターは嘘くさいと感じている方に非常におすすめ
- ソリッドステートは非推奨
- ハードウェアの為やや購入の敷居が高い
- アンプも買わなきゃならないからやっぱり高いw
個人的には本当に導入してよかったと思っていますが、中々手軽に購入できる金額ではないのが悔やまれます。
あとは、掛け録りがベースになってくるので音作りする上でしっかりと楽曲の構想を練ることが今までよりも必要になりました。
終わりに
色々試してわかった事は音としてはOX通したほうがテンション上がる音は鳴ると感じました。
(良い音かは好みなので)
キャビネットが音色を決定する大きな要素になる事が改めてわかりますね。
恐らくですがどのアンプシミュレーターを使ってても結果的にキャビネットから音が出るわけなので、この部分がしっかりしていればそれなりに満足いく音は作れるのではないかと思います。
宅録を頑張っている方は是非キャビネットシミュレーターの導入を検討して貰えたらと思います。
(Kemper買うよりは安上がりだよ!)
ちなみに最近は小型アンプでも素晴らしい音を鳴らしてくれるものが増えましたし、価格もリーズナブルなので、何でも出来るシミュレーターから一点特化の実機アンプになるのもありかと思います♡
ハイエンドな小型アンプとかもあるので(Bognerとか)楽器屋の試奏が捗りますよ♡
あと、アンプ選ぶのは楽器選ぶくらい楽しい!
まさに相棒選び!!
今一度スッキリしたデジタル界隈からアナログの邪魔なごちゃごちゃ配線に戻ってきてみてはいかがでしょうか?
画面見ながらポチポチするより余程テンション上がりますよ!もし買った方や持っている方がいらっしゃいましたら是非お話しましょ!
でわでわ〜
小言なんかはTwitterの方で呟いてることが殆どなので、ぜひともふぉろーみー
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