どーも僕です。
今回は最近やたらとお世話になりまくっているAVENGERってシンセについてお話したいと思います。
シンセって沢山のメーカーが膨大な数を出していて、正直どれ買えばいいか全くもって検討つかない音源の一つですよね?
少なからず僕は慣れ親しんだ経験もなかったので、かなり情報に踊らされているタイプですw
DTM始める時、見たことある楽器とかだとアレコレ欲しい物がすんなり出てくるものですが、僕のように何買っていいかわからない方もたくさんいると思っているので、少しでもアドバイスになればと思います。
では早速見ていきましょう!
VPS AVENGERとは?

Vengeance Sound発何でもできるシンセと名高いすごい奴!
基本的なシンセに必要な要素はもちろん、プリセットも豊富で、更にエキスパンションまで幅広く取り揃えていらっしゃいます。
音質も非常によく、エレクトロミュージックをするなら即戦力になること間違いなしですよ!
・・・まぁ僕はエレクトロ系はやったことないんですけどね。。。
以前なんか凄そうなシンセなんだろう事はあちこちで話題になっていたので、ご存知の方も多いとは思いますが、僕が使用した上で購入して良かったと感じたところをちらほらご紹介したいと思います。
ここが凄いぜAVENGER!
プリセットが使いやすい
シンセで音作りするのって難しいですよね?あまりにも鳴らせる音が多すぎて、一体何をどういじったらその音になるの?なーんて事僕はしょっちゅうあります(笑)
でもご安心を。
初期で入っているプリセットがいい感じにすぐ使えそうなのばかりなので、鳴らしているだけでなんか曲っぽくなりますw
初めて触った時、これだけで曲作れんじゃね?って普通に思いました。
試してはいないですが、下手したらプリセットのみで1曲仕上げられそうな勢いです。
音色検索に関してもしやすく、欲しい音色をキーワードで検索もできるし、カテゴリ別でもわかりやすく絞り込みができるので非常に便利です。

豊富な検索機能で目的の音色へたどり着ける
現在画像で表示されているのは、初期で入っているファクトリープリセットの一部であり、エキスパンションを追加するとどんどん使える音色は増やせます。
ちなみにエキスパンションは有料ではありますが、作りたいジャンルをピンポイントでチョイスしているものばかりなので、ぜひチェックしてみてもらいたいです。

ジャンル名で音色が作られているようなので、わかりやすい。
僕も興味本位でセールの時に追加してみましたが、これが中々面白いものばかりで、鳴らすだけでも楽しいです(笑)
わかりにくそうに見えて簡単な操作性
シンセあるあるなんですが、どこのつまみをいじるとどうなるってのが正直意味不明な事あると思います。てか僕がそうですw
ですがAVENGERは、ぱっと見ごちゃごちゃしていますが、よく見ると整頓されています。
あと、直感でいじっても結構何とかなるタイプの作りで、何ならシンセの勉強かなりできたかなって思うほどです。
下記の画像のように大きく分けて3ブロック構成で、音色を作ってエンベロープいじって、モジュレーション等をコントロールしていく感じでしょうか?



最低限この3ブロックを理解していれば、プリセットからのアレンジもさほど難しくはなかったので、勉強も兼ねてグリグリしてみてねw
もはやリズムマシンいらず
はい。来ました。もう正直ここだけを伝えたいがためにこの記事を書いていると言っても過言ではないです。
実は、このAVENGERさんはただのシンセではなく、リズムマシンにもなってしまうんですよ。
大体のシンセも恐らくそれらしい音色が入っていると思うんですが、こいつは訳が違う。
なんとね、これ1トラックだけでドラムパターンを完結できてしまうんですよ!
しかも恐ろしく種類が豊富・・・。
ザクとは違うんですね・・・
もうドラム用のサンプラー買ったんじゃないかって気持ちになりました(笑)
画像を見てもらえればわかりますが、初期画面にOSCの隣にDrumsって項目があって、こちらをクリックしてもらうと画面が早変わり。
様々なジャンルに通用するプリセットが選べちゃいます。
もちろん個別に好きな音色を選ぶこともできるので、トランス系のキックにダブステップ系のスネアとか、好き勝手できますw

もちろんこれをそのままMIDIで打ち込んでもいいんですけど、こいつのやべぇところはそれだけじゃなくて・・・
なんとドラムシーケンスもプリセットパターンとしてめっちゃ用意されてるんですなこれが。

画面はTrap系のシーケンスパターンなのですが、僕は全然聞かないので一人で感心してました(笑)
基本音色とシーケンスは連動しちゃってるんですが、鍵のアイコンをクリックすれば別々に設定できるので非常に便利ですね。
あと、当然シーケンスパターンなので、打ち込む必要全くなくて指一本でこのリズムを鳴らせますww
僕のように手抜きしたい方へ是非ともオススメしたい機能ですね!w
でもさ、いくら指1本でリズム鳴らせるからって1曲を通して永遠と同じリズムを刻む事なんてなくね?
はい!ここでなんと超素敵なお知らせ!
実はこのリズムパターンはMIDIデータとして書き出しできまーす(笑)
つまり、貼り付けるだけでOK
これで好きなだけデータもいじれるね♡
もう至れり尽くせり過ぎて何も言えないでしょ?
だって僕、公開前だけどこの機能だけで2曲くらい仕上げちゃったし(笑)
んでね、あと一つだけあるんだ・・・(まだあんのか
キット選んで、簡単にリズム組めるのはわかったけど、ゆーて1トラックから全部音鳴るわけでしょ?
MIX超だるいじゃん。
はいそこの君!
なんとこいつパラアウトできます(笑)

つまり、パラ出しした音色を更に気持ちよく加工できちゃうってわけよ。
どう?文句ある?
ここまでできるシンセを僕は知らないので、あるなら是非教えてください。買います(笑)
と、まぁこんな感じで大きく3つに分けて魅力を書いてみたんですが、ちょっとは触ってみたくなったでしょうか?(ほぼドラムの話だったけど・・・w
セール時はそれなりに安く入手できると思うので、機会があればチェックしてみて欲しいです。
気になった点
当然ですが、全てが完璧にいいってわけではないのが世の常。
完璧超人に見えるこやつにももちろん気になる点はいくつかございました。
とにかく重い
わりかし高性能なはずのうちのMacさんでも、数トラック立ち上げると挙動が乱れます。
最悪DAWが落ちます。(経験済みw
あと、プリセットばんばん切り替えてても落ちます(笑)
つまりPCには全く優しくないです。
Cubaseのパフォーマンスメーターはほんと嘘つきw
Sine波の音がなんか使いにくい
これは別に加工すればいいだけなんですが、ちょっとモコモコとし過ぎていて埋もれちゃう感じなのが気になりました。作りたい音のレシピ通りにやっても『あれ?』って感じになったので、モヤモヤしました。
使いこなすためにはやはり相当な勉強が必要
これはどのシンセにも共通して言える事でしょうが、通常のオシレーター以外にもWAVE TABLEだったりサンプラーだったりと、本当にアレコレなんでもできてしまう為、覚える事が山のようにあります。
いじくりまわした僕でもきっと能力の5%くらいしか引き出せてないだろうと感じるくらいです。
その為、場合によっては宝の持ち腐れになる可能性大です・・・。
挫けぬ心が要求されます(笑)
でもそんなこと言ったらなにも手を出せなくなっちゃうんで、大人しく買いましょう。
DTM系VTuber界隈で有名な○ディ先生もAVENGER買えって言ってたよ!(笑)
まとめ
- プリセットが豊富で、使いやすい音が豊富
- よく見るとわかりやすい構造で勉強にもってこい
- ドラム最&高
- しかし重いし落ちる
- ものによっては気になる音色もありそう
- 挫けぬ心は必要
○ディ先生が買えって言ってたw
と、こんな感じでしょうかね?最後のはまぁ気にしないでください(笑)
終わりに
よくシンセってOmnisphere2とか最近出たNEXUS3あたりと比較されている事が多いと思うのですが、個人的にはコンセプトが違うので比較するのは間違いではないかと思っています。
僕も以前はOmnisphereユーザーでしたが、あれは完全に出来上がった音を楽曲へ組み込む作業に近かったと思っています。
当時はシンセにすごく苦手意識があったので非常に重宝しましたし、なんならまた買おうかとも考えてますが、AVENGERでパラメータをいじって欲しい音が出た時って思わず
『これだ!』
ってテンション上がるのを覚えちゃったんで、どうしてもあの音色が欲しいってなった時まで控えようかなって思ってます。
もちろん選択肢として間違いなく素晴らしいものに違いはないので、買って損するとかは全然ないかなとも思います。
個人的にはシンセを次に買い足すのであれば、SpireかSerumあたりにしようかなーと。
※是非持っている方は僕にレビューしてね!
僕自身シンセの素晴らしさをようやく少しずつわかってきたレベルに過ぎないので、メジャーな音源でなくとも素晴らしいものはたくさんあると思っています。
なので、こいつはオススメ!ってのがあれば是非教えてください。
良さが伝われば簡単にホイホイされるタイプなのでww
ちなみに実際使用した感じは動画を見てもらえたらわかりやすいと思います!
それでは今回はこの辺で…
でわでわ〜
小言なんかはTwitterの方で呟いてることが殆どなので、ぜひともふぉろーみー
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