どーも僕です。今回は音源レビューですが、少々変わり種の音源を紹介したいと思います。
FX系の音って基本的にはサンプルパックだったり、シンセだったりで賄うことがほとんどだと思うんですが、中々これっ!てのが見つからないので困り物ですよね…
僕自身この音をこんな感じで入れたいんだよなぁって思いながらもピンポイントのが無くて、音色探しだけで一苦労することもちょいちょいあります。
そこで今回は、恐らく誰もが一回は探したであろうピンポイントの一つを解消してくれそうな音源を見つけましたので紹介しちゃいますね!
それではどーぞ
THE WATCH MAKERとは

THE WATCH MAKERはNative InstrumentsのKONTAKTで動作する音源となります。
なんの音源かと言うと…なんと時計の秒針の音です(笑)
しかも、それだけの音源ですw
でもこの秒針の音って、絶対1回くらいは探したことあるんじゃないかなぁって思ってるんですけど、どうでしょうか?
僕は見つけてDEMO聴いて即ポチでした(笑)
GUIに関してもスチームパンク風のデザインでオシャレですし、歯車が回るギミックになっているところもなんとなく厨二心をくすぐりますよね。
ちなみにですがフリー版のKONTAKT PLAYERでも動作するので、僕のようなKONTAKT難民にも優しい作りになっております。
実際に使ってみて
この音源がなぜ素晴らしいかを簡単に説明させていただきます。
まず、GUIにある歯車分だけ音の種類があってどれも全然違う鳴り方をするので、間違いなくこれってのが見つかります。
太い音く『カチッ・カチッ』と鳴るものや、軽快に『チッチッチッチッ』と刻むような物までしっかりと網羅されています。
音が気になる方は是非動画の方もご覧になってください。
そしてそれらは全て個別に鳴らし方の設定が出来るってなもんだからこりゃやばいですね!

上の画像は一つ歯車を選択した状態になるんですが、正方形の中にスピーカーと音符が見えると思います。
そしてこの二つをどの部分に配置するかによって、音量・PAN・刻みの速さ・スウィングさせるかどうかを決定することができます。
まずスピーカーですが、これは簡単で上に配置すれば音量が大きくなり、左右どちらかに配置すると配置した側にPANが振られます。
音符の方に関しては少し設定が難しいのですが、上に配置するほど速く刻み、右に配置するほどスウィングします。
ただし、無段階で変化していくので、曲のテンポに合わせるのが多少面倒かなぁって感じです。
まぁそもそもこういった効果音はあえて外れてた方がいい気もするんですけどね。

そして最初に書いた通り、これらの設定を全て歯車別で設定することができる為、複数の秒針を組み合わせたちょっとしたリズムパターンなんかも作れちゃったりします。
デフォルトでオートプレイがONになっているので、鍵盤押しっぱなしでリズムを刻んでくれるのも魅力的です。
あとは時計の周りにあるつまみ関係になりますが、これはよくあるパラメーターですね。
ちょっと変わってるのが左上にあるIRの項目でしょうか?
これは簡単に言ってしまえば鳴っている空間再現ですね。音にすると生々しい響きを加えてくれます。
amountでかかり具合、IR-SIZEで広さって具合ですね。これに関してはONでもOFFでもどんな音が欲しいかで変わってくるかと思います。
左下にあるのはオートプレイのON・OFFです。その下にRELIABLLITYというのがあるんですが、これは秒針の刻み方をどの程度正確にするかというパラメーターになります。
右に振り切ると正確に一定間隔で刻み、左に振り切るとランダムで刻むタイミングがブレます。
このブレがあることで、よりリアルな感じに聞こえるので、状況に応じて適度に調節してみるといいかと思います。
右にあるのはEQとディレイですね。ここはもう説明不要でしょう。
まぁ使わなくてもいいかなって感じです。
重要なのはこの音をどう使っていくかというところが結論だったりします(笑)
ちなみにこちらの音源なんとお求めやすく5,000円ぴったりでした。
秒針だけでって思うかもしれませんが、正直替えが効かないような音源なので、将来的に持っていて損はないと思います。特に現在サンプルとかを利用していて、不満を持っている方には是非お勧めです。
まとめ
- NIのKONTAKT(PLAYERも可)で動作する秒針専用音源
- 豊富な秒針の種類に加え個別にパラメーターの調節が可能
- IR搭載でよりリアルな響きを再現できる
- オートプレイを駆使することで、秒針によるビートパターンも生成可能
- 単純明快なGUIで直感的操作が可能
- 5,000円と手が出しやすい
- サンプルに不満を持っている方には絶対お勧めできる
- 絶対1回くらい秒針の音探したことあるでしょ(笑)
とまぁこんなところでしょうか。
秒針のみの音源ということでさほど説明する内容もなかったですが、痒い所に手が届く音源だったので導入して個人的には大満足です。あと振り子時計なんかの音もあればなお良いなぁなーんて。
終わりに
ここまで読んでくれてありがとうございます。
久しぶりにブログ更新となりましたが、こういった変わり種を見つけるのも中々面白いですね。
一応フリー音源でも秒針の音源はあるにはあったのですが、圧倒的にこっちの方が好きでした。
まぁ好みなので、フリーでもいいよって方はwaves factoryにアクセスしてみてちょーだい。
しかしまぁKONTAKT音源てほんと色々あるなぁと改めて思いました。
それと同時に『フルバージョンが必要です』という呪いの言葉を何回も目にしてしまったので、いい加減今年は脱KONTAKT難民をしなくてはと思いましたとさ(笑)
それでは今回はこの辺で…
でわでわ〜
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