どーも僕です。
さて、いよいよここからが作曲初心者の本編となります。
今回は作曲に関しての導入部分をお話ししていけたらと思います。
また、あくまでも作曲とは人それぞれやり方や考え方があるので、ほんの一例として考え方に加えていただければと思います。
作曲とは?

いやぁ、見事に散財お疲れ様(笑)
これでめでたくDTMerとしての第一歩を踏み出したねw

ほんと、正直こんなにお金かかるとは思ってなかったよ…

まぁまぁそう言わずにさ、その分これから沢山作曲していけばいいんだよ。

そうだね、それで早速作曲しようと思うんだけど何から始めたらいいの?

うーん、とりあえず作曲って何かわかる?

そんなの簡単だよ!
メロディ作ってピアノとかギターとか楽器たくさん入れるんでしょう?

まぁそうなんだけど、ちょっと違うかな?
具体的に言うと、作曲ってメロディを作る事がメインを占めてるんだよ。単純なコード付くらいまでは作曲と定義するとは思うけど、伴奏付とかなんかは編曲。つまりアレンジって部分に当たるんだ。

ふぇ?そうなの?じゃあメロディだけ作ればいいの?

そうそう、そう言うことになるね。
だから何から始めるかって言ったら単純にメロディを作ることからスタートだね。

そっかー!なら簡単だね!
えーと、うーんと…あれ…?
どうしよう、何も浮かんでこないよ!!

まぁそりゃそうでしょうな(笑)
それですぐ何か出てくるようなら多分教える必要ないからねw

どうしよう、私才能ないのかな…

まだなにもやってないよ!(笑)
そしたらとりあえず、作曲をしていく上での僕なりの考え方を教えるよ。
作曲をする上での考え方
まず、作曲をする上で詞先や曲先と呼ばれる手法があります。
詞先というのは先に歌詞を用意して、その歌詞に対してメロディを当てはめていく形になります。そして曲先とはその逆で、先にメロディを用意する形になります。
比率的には曲先の方が多いと思うんですがどうなのでしょう?

どちらがやりやすいってのはないですが、できれば両方できる方が好ましいですね。
特徴的には、詞先は文字数の制約上メロディラインの自由度が減ってしまう事、曲先は自由すぎて方向性が決まりにくいところでしょうか?
ここでは曲先のやり方について見ていきたいと思います。
Tips〜作曲編〜
メロディを作っていく上で僕が経験したケース
- 頭の中になんかいきなりメロディが降ってくるケース
- 鼻歌でふんふんしてたら良さげなフレーズが出てくるケース
- 歌詞と一緒にそれらしき何かが生まれるケース
- メロディが全く出てこないのでとりあえずコード進行だけ決めていくケース
- いきなりイントロからアレンジしつつ同時進行でメロディを決めていくケース
だいたいこんな感じです。ひとつずつ見ていきましょう。
頭の中にいきなりメロディが浮かんでくるケース
これはたまにあります。この時大抵アレンジまで含めて浮かんでくるのですが、すぐに形にしないと一瞬で忘れます(笑)
加えて、頭の中のイメージと違うアレンジをすると沼にハマります(笑)
しかし、このケースは非常にテンポよく曲が作れたりもします。
鼻歌ふんふんのケース
これは聞いたことある方多いと思うんですが、鼻歌でふんふんしてたらなんか良さそうなのが出てくる時ですね。ですが、僕はこのやり方はほとんどしないです。
理由としてはその時に影響されている音楽にたいてい引っ張られているからです。
しかし、初心者の方は自分の鼻歌を音符に置き換えなければいけないですが、一番思いつきやすいやり方かもしれません。
※音痴だったりすると厳しいかも…その場合鍵盤を片手で弾けるようになると早いかな?
歌詞と一緒に出てくるケース
これは前2つのケースが混ざった感じでしょうか?
なんとなく単語をそれっぽく口ずさんでたらなんか良さげ?な感じになることがあります。
ですが、このやり方は最初あまりお勧めできないかもしれません。
歌の内容を制限することになるし、思いついたフレーズがAメロなのかBメロなのか、はたまたサビの途中なのかも判断が難しくなるからです。
しかし、慣れると自分でサビのフレーズとかを狙って作れるようになったりするので、歌詞と同時進行で作業ができ、全体の作業スピードが爆上がりです。
コード進行から考えていくケース
これやってる方めっちゃ多いと思うんですがどうですか?
イメージですけどギターとかやってる方に多い気がします。
これのメリットは、先にコードの進行を決めることによって、メロディにある程度方向性を持たせてあげることができるようになります。
すると、コードによって使える音が制限されてるので、使える音だけで音を並べるとそれっぽく聞こえてしまうんです。
デメリットとしては、歌的ではないことが多々あるということ。
あとはコード進行がわからないとできないってことですね。
しかしこのやり方は鍵盤的なフレージングになりがちだったりします。
はい、僕のことですね(笑)
いきなりイントロからアレンジしつつメロディを決めていく
最後ですが僕は基本これです。というかこの作り方に慣れてしまった感じです。
他のやり方もできますが、僕の作業効率的に一番早いのがこれです。
コード進行から考えるケースの発展版みたいな感じでしょうか?
当然メリットとしては、最初からどんどんアレンジして作っていくので、非常に作業が早いです。しかし、デメリットとしては、アレンジが決まらないと全く作業が進まない事。
とんとん拍子でいくこともありますが、悩んだらどつぼにハマります。丸一日考えても何も出てこないこととかもあります。
あと、あれこれ音源立ち上げたり音作りしたりと変な誘惑が多くて、そっちばかり気を取られちゃったりもするので、初心者の方はやらない方がいいです。
ちなみにこのやり方の亜種で、サビ作ってからAメロやBメロの流れの辻褄を合わせるなんてやり方もあります。僕はこのやり方苦手です。
だいたい僕が作ってきたケースはこんな感じです。他にも色々あるかもですが、大抵はこんな流れじゃないでしょうか?
個人的には鼻歌あたりから始めてみるのがとっつきやすいと思います。
作曲してみよう

だいたいこんな感じでみんな作ってると思うよ?

そっかぁ、メロディ作るにしても色々とやり方があるんだねー?

その通り!だけど、始めはコードとかアレンジとか言われてもわからないだろうから、適当にふんふん鼻歌を録音しながらやってみるといいよ。

録音した方がいいの?

うん、これはね絶対にやった方がいい。
良さげなの出た瞬間に限って一瞬で忘れるから(笑)
僕もこれで何度挫けそうになったことか…w

そ、それはもったいないね…
毎回録音するね。

そうしてくれ(笑)
あ、あとできる限り録音したものは残しておくといいよ?

なんで?いいやつ録れたらあと使わないじゃない?

まぁ確かにその曲で使うことはないかもしれないけれど、案外忘れた頃に聞いたりすると良かったりするんだよね?
だから簡単に言えば歌ネタのストックってことになる。
そのまま使わなくてもちょっと変化させるだけでとてもよくなることだってあるしね。

なるほど、そういうこともあるんだね!
わかったよ!早速頑張ってみるね!
Tips〜作曲編2〜
今回はちは完全に初心者だったので、鼻歌でメロディを作ることにしました。
ここですんなりメロディが出てくれればいいんですが、恐らくはちも含めて初めての方はろくにメロディも出てこないと思います。
でもそれは結構当然だったりもするので、とにかく適当でいいので恥ずかしがらずに何回も録りまくることが重要です。

そうすると、聞いているうちにここは変だけどこの部分は良さげ。とかが出てきます。
場合によってはそれを組み合わせるだけでメロディが出来上がることもあります。
そうでなかったとしても、どんな感じだと良く聞こえて、どんな感じだと変になるかがわかってきます。
すると鼻歌もだんだんフレーズらしき形になってくるので、その中で良さそうなテイクを拾ってみるってのが最初のやり方になると思います。
まぁ鼻歌でふんふんしてる時点でもう作曲って言えるんですけどね(笑)
まとめ
- 作曲とは基本的にはメロディラインを形成することである。
- 作曲の手法としては詞先・曲先なんかがある。
- どちらの手法にも一長一短な部分があるため、どちらがいいとかはない。
- メロディを作っていく方法は様々なので自分に合ったやり方を見つけると、効率よく作業ができる。
- しかし、一つのやり方に固執するのは良くない。
- 完全初心者の方は鼻歌からが入りやすい。
- 鼻歌は恥ずかしがらず毎回必ず録音すること。いい?録音するんだよ?
- 回数を重ねることによりフレーズの良し悪しが見えてくる。
- そこから洗練されたテイクをメロディとして採用する。
まぁこんな感じでしょうか?
作曲自体は誰でも気軽に始めることはできます。ですが、思ったようにいかないという最初の壁があるのもまた事実です。
しかし、どんなことでも最初から上手くいくことなんてそうそう無いので、大変ですがまずは根気よく続けましょう。
暇さえあれば鼻歌を歌うくらいしてると早いと思います。
僕は普段自転車乗ってる時が一番冴えるので、いつもふんふんしてます(笑)
お風呂とかが上手く聞こえるしいいかもね!
終わりに
今回は作曲をするにあたっての考え方など、導入的な部分のお話になりました。
もしかしたらはちなんかよりもすんなりメロディが浮かんでくる方もいるかもしれません。
ですが、ここでお話しした内容は知っていて損する内容ではないので、ひとつ考え方として覚えておいてもらえたら嬉しいです。
次回ははちがちゃんとメロディを持ってきてくれたらそこから始めたいと思います。
持ってこれなかったら補習です(笑)
果たしてどっちになるのでしょうか…w
それでは今回はこの辺で…
でわでわ〜
小言なんかはTwitterで呟いていることがほとんどなので、是非ともふぉろーみー
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